コラムcolumn

経理担当者を採用できない5つの理由

「経理担当者なかなか採用できないんだよねぇ…」
このようなお悩みを抱えている経営者の方も多いのではないでしょうか。

経理担当者を採用できない客観的な理由がわかれば、経理業務の改善に役立つはず。

今回は、経理担当者を採用できない理由について探っていきます。

目次

1.経理担当者を採用できない理由

経理担当者を採用できない理由は会社によってそれぞれだとは思いますが、概ね以下のように分類されるのではないでしょうか。

●求人を出してもなかなか採用できない
●求めている経理人材が応募してこない
●経理業務について業務マニュアルなどがなく、いつも忙しい
●経理担当者を雇用する予算がない
●採用する側に経理担当者を教育研修する人材が不足している

経理業務は、会社の資金の流れを記録・管理する重要な業務ですが、事業規模や業種によって業務内容の範囲が異なり、会社ごとに独自の業務ルーティングがあります。

マニュアル化しづらく、誰にでもできる業務ではないので、属人化・ブラックボックス化しやすいという特徴があります。

また、専門知識や特殊なスキルが必要で、最近ではクラウド会計システムなども導入され、経理業務はますます複雑化していて、専門スキルを持つ人材の確保が困難です。

さらに、社会全体の労働人口の減少により、経理業務希望者も相対的に少なくなっています。 経理の採用難が続くと以下のような4つの問題が引き起こされるリスクがあります。

●ミスや不正が多発する
●既存の経理社員の労働環境が悪化して離職してしまう
●経理業務が停滞することにより、他の業務に重大な影響を与えて企業全体のパフォーマンスが低下する
●請求業務や支払い業務が滞ってしまうと取引先に迷惑をかけることになり、会社の信用を損ねてしまう

2.経理の採用難の改善方法

経理の採用難の改善方法としては、新たな人材を獲得することはもちろんですが、経理経験者を採用することは、困難を極めるため、社内の業務体制を見直し、経理経験が浅くても対応ができる体制づくりが必要です。 以下のような対策が考えられます。

●既存の業務フローを見直して(ムリ・ムラ・ムダの洗い出し)、経理業務の効率化を図る
●経理人材の採用活動を工夫して、人材育成にも注力する
●クラウド会計ソフトや経費精算システムなどのITツールの導入する
●経理業務の全部又は一部のアウトソーシングをする

3.まとめ

経理担当者を採用できない理由はご理解いただけたでしょうか。

経理業務は会社の中で重要な業務であるために、経理担当者を採用できない状態が長く続けば、会社に重大な損失が発生してしまう可能性があります。

どうしても経理担当者を採用できない場合には、業務の効率化も考え、経理業務のアウトソーシングを検討してみましょう。

弊社では、一部のアウトソーシングを含め、対応させていただくことが可能ですので、お困りでしたら、是非一度ご相談ください。

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