記帳業務や税務に関連する業務を、どこまで税理士に依頼すべきでしょうか。

「税務顧問のみ税理士にお願いしている」という場合もあれば「記帳は別途代行サービスにお願いしている」といったケースまでさまざまです。

そのような状況下において、この記事では以下の3つの理由から、税理士事務所に記帳代行と税務顧問を合わせて依頼することをおすすめします。

・会社側の負担が減る

・本業に専念できる

・税務に関する適切なアドバイスが受けられる

それぞれに理由について、詳しく見ていきましょう。

会社側の負担が減る

税理士事務所に記帳代行と税務顧問を合わせて依頼する1つ目の理由は、会社側の負担が減ることです。

前提として記帳代行を提供していない税理士もいますので、記帳代行の委託先と顧問税理士は一緒でなくても構いません。

しかし記帳と税務申告は関連する業務ですので、税理士事務所に記帳代行を依頼するのであれば、税務顧問も一緒に依頼した方が効率的でしょう。

記帳代行の依頼先と顧問弁護士が一緒であれば、両方に資料を送るなどの手間や面倒がなく、結果的に経理業務における自社の負担が少なく済みます。

本業に専念できる

税理士事務所に記帳代行と税務顧問を合わせて依頼する2つ目の理由は、本業に専念できることです。

帳簿への記帳はただ煩わしいだけでなく、専門知識のない人にとってはハードルの高い作業です。

また記帳作業そのものが直接利益に結びつく訳ではありません。

顧問税理士に記帳代行を依頼すれば、これまで記帳に費やしていた担当者の負担が減り、本来専念すべき本業に時間を割くことができるようになります。

税務に関する適切なアドバイスが受けられる

税理士事務所に記帳代行と税務顧問を合わせて依頼する3つ目の理由は、税務に関する適切なアドバイスが受けられることです。

税務顧問サービスでは、会計処理が税務上問題ないかどうかを確認したり、経営や事務業務についての助言を受けたりすることができます。

顧問税理士に記帳代行を合わせて依頼していれば、経営状況をリアルタイムで把握してもらうことが可能となり、最適なタイミングで節税のアドバイスを提案してもらえるようになります。

適切な納税のためにさまざまな情報提供を受けられる点は大きなメリットでしょう。

まとめ

この記事では、税理士事務所に記帳代行・税務顧問を合わせて依頼する3つの理由について解説しました。

記帳代行と税務顧問をうまく活用すれば節税対策はもちろんのこと、経理業務に関する負担の減少や、コア業務により多くのリソースを割けられるようになるといったさまざまなメリットを受けることができます。

記帳や税務でお悩みの方は、解決方法のひとつの手段として、税理士事務所へのアウトソーシングを検討してみてはいかがでしょうか。

弊社でも対応はしておりますので、お困りの場合には、是非ご相談ください。